P4Cの記録

P4Cの貴重な授業記録

ビューランダ小学校リントン校長の授業 「みなさんが美しいものと思うものは何ですか」
授業者:ビューランダ小学校リントン校長、授業記録:竹内裕美、校正:桝形公也(2003/10)

この授業は、オーストラリアのビューランダ小学校のリントン校長が大阪府の公立小学校で2003年10月に実施した授業の記録です。ヒントン校長はP4Cを小学校に導入した先駆的な先生として有名です。

本間先生による「「こどもの哲学を」楽しむために」 2009年度研究紀要から
報告者:金澤正治(2024.8)

「2006年度から西宮市立小学校に協力のもと、3年間授業を検討してきた。本校にて、3年目をむかえて、本校で行われた授業がどのような意味をもつのかについてお話をしたい。」ということで、P4Cの授業を参観された先生方が子どもたちの対話についての理解をすることができないという声が多くあったので、授業の発言記録を基にして本間先生に解説をして頂いた。教育を学んできた大学の先生ではなく、哲学を学ばれている大学の先生による対話理解を先生方は知る貴重な機会であったと考える。
本校で行われた実際の授業から:絵本「ともだちや」より
6つぐらいフェイズがあるという解説がある。
その後は、本間先生と金澤先生の応答の記録

図⼯の先⽣と図工の先生でないが P4C の経験の豊富な先⽣とが協⼒して⾏った授業です。

「本間先生と学ぶ「子どもの哲学」」2008年度研究紀要から
報告者:真澤正治(2024.8)

「こどもの哲学」を本間先生とともに学ぶ:先生の講演記録の中から「探求の共同体」「探求する仲間」の紹介
 ・6月25日本間先生をファシリテーターとして、「おちば」を使ったワークショップ
 ・6月26日は「おちば」を使っての金澤学級5年生の公開授業
 ・6月30日「研推だより」第6号 「6月25・26日研修会への感謝と今後の方向について」
 ・8月2日「研推だより」第8号「6月25・26日研修会アンケート まとめ」
 ・2009年1月22日地区別人権研修会公開授業

「外部からの研究者とともに、単元開発をする」2007年度研究紀要から
報告者:金澤正治(2024.8)

第一部は、大阪大学 臨床哲学 准教授 本間先生 による「子どもの哲学」 講演会の資料。ここでは、”Philosophy for Children” から”Philosophy with Children”への管変え方のシフトをして、後者を(あるいは前者の意味合いも含めて)「子どもの哲学」という言葉を紹介。
第二部は、総合的な学習の時間での哲学寓話「かえるとさそり」を使った、その授業案と、授業での問いの例示と、授業でのこどもたちの発言の紹介と、授業の振り返り。
それぞれ、本間先生とのやり取りもあり、重要な史料価値がある。

「僕のおべん当」 授業記録
授業者:桝形公也、授業記録・校正:桝形公也(2017.3)

この授業は、小学校3年生の道徳「僕のおべん当」の授業記録です。子どもの倫理的思考力の様子がよく見られます。

ココロの色・形 授業記録
授業者:桐畑詩織・大畠麻子、授業記録・校正:桝形公也(2016.9)

この授業は、図⼯の先⽣と図工の先生でないが P4C の経験の豊富な先⽣とが協⼒して⾏った授業です。

輪になって話すのはなぜか?
対象:小学校4年生(授業者:金澤正治、授業記録:桝形公也)(2016.3)
P4Cを用いた授業では、輪を作って議論するが、子どもたちにメタレベルでその意味を理解してもらうために、P4Cを用いて行った授業。授業の感想について話し合っています。

読解から対話へ 「高瀬舟」を考える
対象:中学校3年生(授業作成:桂ノ口 授業者:中川雅道)(2016.2)

2016年2月11日に、神戸大学付属中等学校授業研究会で行われたP4Cの研究授業の記録。国語の時間に森鴎外『高瀬舟』を題材にしてP4C。意思を考える力が欠如した人は安楽死させるべきかという問いについて話し合っています。

知人が自ら死を選ぶとしたらどうすべきか1
対象:中学校3年生(授業者:中川雅道)(2016.2)

『高瀬舟』を読んで、問いを立てて議論しました。研究授業とは別のクラスの対話です。1時間目。

知人が自ら死を選ぶとしたらどうすべきか2
対象:中学校3年生(授業者:中川雅道)(2016.2)

『高瀬舟』を読んで、問いを立てて議論しました。研究授業とは別のクラスの対話です。2時間目。

2015年度 保護者アンケート結果
金澤正治(2015.11)

P4Cを用いた授業に関して、保護者にアンケートを行いました。
1. 輪になって話す授業を経験して変化はありますか。
2. 保護者の目から見て、お子様が変化したことはありますか。
という2つの質問を行いました。

実践ノート:まちかね保育園p4c「てつがくワーク」
桂ノ口 結衣(2017)

まちかね保育園で行われたp4cの実践記録です。貴重な実践例を、反省的な語りで再現しています。

フィリップ・キャム授業のフォロー
対象:小学校4年生(授業者:金澤正治)(2015.11)

西宮市立小学校でオーストラリアのP4Cの指導者であるフィリップ・キャムが行った授業を受けて、時間が足りなかった部分を金澤先生がフォローの授業を行いました。

フィリップ・キャムの授業
対象:小学校4年生(授業者:フィリップ・キャム)(2015.11)

オーストラリアのP4Cの指導者であるフィリップ・キャムが来日した際、西宮市立小学校で行ったP4Cの授業の記録です。教材は敬子カザ著『とらくんとぼく』。

美術館でP4C part 1
対象:小学校5年生(作成&コメント:桝形公也)(2015.12)

2015年12月10日に西宮市立大谷記念美術館で、松⾕武判の『流れ MATSUTANI CURRENT』の展⽰作品の1つである「波動」をクラス全員で鑑賞し、作品を前にして感じたことや疑問を、P4Cを用いて議論した対話型鑑賞授業。図工・美術の授業とP4Cという可能性を切り拓いている対話です。

美術館でP4C part 2
対象:小学校5年生(作成&コメント:桝形公也)(2015.12)

「波動」というタイトルの抽象画を鑑賞した後に4Cを用いて議論した対話型鑑賞授業。図工・美術の授業とP4Cという可能性を切り拓いている対話です。part1 とは違うクラス。

美術館でP4C Part 1 & Part 2 へのコメント
桝形公也(2015)

2015年12月10日に西宮市立大谷記念美術館で行われた授業に対する、桝形による紹介とコメントです。

美術館でP4C Part 1 & Part 2への「波動」の作者のコメント
松谷武判(2015)

2015年12月10に行われた授業の後に、「波動」の作者、松谷武判が子どもたちとの対話でのコメント。

『おおきな木』を使った対話
対象:中学校3年生(授業者:中川雅道)(2015.9)

シェル:シルヴァスタイン著、村上春樹訳『おおきな木』を読んで、中学校でのP4Cの授業実践記録。

人生で一番大切なものとは?
対象:中学校2年生(授業者:中川雅道)(2015.8)

P4Cを用いた道徳の授業で、生徒が選んだ問い「人生で一番大切なものとは何か?」を議論しました。

『おおきな木』を使った対話 2
対象:小学校5年生(授業者:竹本晋也、授業記録:桝形公也)(2015.7)

シェル:シルヴァスタイン著、村上春樹訳『おおきな木』を読んで、小学校5年でのP4Cの授業実践記録。聞く人・話す人に分けて、付箋を使って評価というスタイルの授業展開です。

『おおきな木』を使った対話 3
対象:小学校4年生(授業者:金澤正治、授業記録:桝形公也)(2015.3)

総合的な学習の時間に、絵本『おおきな木』から問いを立てて対話しました。

世界が欲しがる人間とは?
対象:中学校2年生(授業者:中川雅道)(2015.2)

2015年2月6日に神戸大学附属中学校で行われた授業研究会、研究協議会の全記録です(指導助言:桝形公也・菊地建至、研究協力者:金澤正治・森本和夫)。

正義とは何か?
対象:中学校2年生(授業記録とコメント:桝形公也)(2015.1)

2015年1月14日に行われた道徳の授業の記録です。指導助言者によるアドバイスつきです。

サンタはいるか?
対象:小学校2年生(授業者:籠谷誠輝、授業記録:桝形公也)(2014.10)

サンタって本当にいるんでしょうか。小学2年生が激論しています。