針金授業
単元名:たちあがれ! マイライン!
単元のねらい:アルミ針金を曲げたり立たせ方を工夫したりしながら、思いついた形を立体に表す。
単元について:高学年になった子どもたちに新しい材料として針金が手渡される題材である。新しい材料ということ、またその質感や可塑性の高さなどから児童が興味をもつ材料といえる。まずは針金でどのような形をつくることができるか、どのようにすれば立ち上がるか等を色々試すなかで自分のイメージに合う形をそれぞれが見つけてほしい。また、ペンチなどの工具を使いながら形を変えていく中で子供たちは各自のイメージを膨らませていく。その中で、線の組み合わせの美しさや全体のフォルムの面白さに着目しながらそのなかで自分にとってよいと思える形や表したいテーマを見つけていけるように指導していく。また、既存の具体的な形だけに捉われるのではなく2月に行った抽象画を見て哲学をする授業を生かして、自分がつくりつくりかえていく中で見つけた形と思考の中のイメージとを結びつけて自分の作品に主題を設定し、小学生にとっての抽象への入り口を体験してほしい。